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第11回及川寛繁オーボエリサイタルのお知らせ [音楽]

皆さんこんにちは。

今年の夏も日本でリサイタルを行うことが決まりました。
場所と時間は以下の通りです。

2018年7月20日(金)19:00開演
銀座ヤマハ・ホール
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ご案内のページはこちら
チケットお申し込みは 
及川寛繁オーボエコンサート実行委員会 oboeconcert@yahoo.co.jp
(有)トウキョウミュージックサプライ TEL 048-2284141 FAX 048-2227988

共演者は2013年に出演して頂いた、東京都交響楽団首席フルート奏者の柳原佑介さん。
そして東京芸大、沖縄芸大、洗足音楽大学の講師をしていらっしゃる、ピアニストの斉藤龍さんです。(斎藤龍さんのオフィシャルウェブサイトはこちら

プログラム前半
リムスキー・コルサコフ:グリンカの主題による変奏曲
ドラニシュニコバ:詩曲
ドゥメルスマン:ウィリアム・テルのテーマによる華麗なる二重奏

あまり知られていませんが、ロシアの作品を2曲演奏します。
リムスキ・ーコルサコフの曲は、オーボエと軍隊バンドの為に書かれた曲なので、吹奏楽が盛んな日本ではたびたび演奏されるのではないでしょうか。もう一つの詩曲(ポエム)は女性が書いた曲なので、題名と同様にちょっとロマンチックな曲です。
そして今回はフルート奏者を迎えての演奏会ということで、「ウィリアム・テルのテーマによる華麗なる二重奏」も演奏します。

プログラム後半
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調KV314
サリエリ:フルートとオーボエの為の協奏曲

今回の演奏会のテーマでもある、モーツァルトとサリエリ。
6歳違いのこの二人、友人なのかライバルなのか興味深いところです。
クラッシックの音楽界では、モーツァルトとサリエリというのは仲が悪いといわれてきました(サリエリがモーツァルトの才能に嫉妬したからと言われている)。
しかし、サリエリは誰よりもモーツァルトの才能を認めていたとも考えられています。
当時ウィーンの音楽界ではサリエリが絶対的な権力を持っていて、モーツァルトはそれを超えることは出来ませんでした。

74才まで生きたサリエリ(左)と35才という若さで亡くなったモーツァルト(右)
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サリエリという名前は知っていても、曲は聴いたことがないという人が多いと思います。
モーツァルトのオーボエ協奏曲は勿論のこと、サリエリのフルートとオーボエの為の協奏曲も華麗でとてもいい曲です。
この2曲を同じ演奏会で演奏することはあまりないので、ぜひ聴きにいらして下さい。
そして2人の曲を聴き比べて下さい。



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