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2019年11月29日 第12回及川寛繁オーボエリサイタル [音楽]

みなさんこんにちは、お久しぶりです。
お終いにしたブログですが、最後に今年のオーボエリサイタルの宣伝をさせて頂きます。

2019年11月29日 第12回及川寛繁オーボエリサイタル ←詳細はこちら
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今回は11月29日のクリスマス前にリサイタルを行うことになりました。

今年はロベルト・シューマンの妻、クララ・シューマン(旧姓クララ・ヴィーク Clara Wieck)の生誕200周年になります。
クララは当時有名なピアニストでしたが、演奏会で自作のピノ協奏曲なども演奏していました。
今回は作曲家としても才能を発揮した彼女の作品「3つのロマンス」(オリジナルはバイオリンとピアノ)を演奏致します。
もちろんロベルト・シューマンの曲(アダージョとアレグロ)も演奏致します。
他にもM.ブルッフの「8つの小品」から2,3,7番、そしてクリスマスにちなんで、J.S.バッハのクリスマス・オラトリオからNo.39アリア(エコー)、オーボエとバイオリンの為の協奏曲(ピアノ伴奏)も演奏致します。
共演者はイケメン・ピアニストの垣内さんと、以前にも出演して頂いたビオラの松実さんです。

ドイツのクリスマスを感じて頂けたらと思いますので、是非銀座までお越し下さい。
皆様のご来場をお待ちしております。


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クリスマス・コンサート & 定期演奏会 2018年12月 [音楽]

今週は水、木曜日がライプツィヒ放送少年少女合唱団とのクリスマス・コンサート、そして金、土、日曜日は定期演奏会と5日間続けて演奏会でした。

ライプツィヒ放送少年少女合唱団とのクリスマス・コンサートでは、フンパーディング(Humperdinck)の「ヘンゼルとグレーテル」からの抜粋や「Bubchens Weihnachtstraum」を演奏しました。

語り部さんとソリストの椅子[左斜め下]がゴッツイです。
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まだ誰も来ていないリハーサル会場で、語り部さんが椅子の座り心地を試していました。(笑)

「ヘンゼルとグレーテル」はフンパーディンクのオペラで、彼の代表作です。
これは有名なグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」を題材にして書かれ、ストーリーに音楽もマッチしていてとても良くできたオペラです。
クリスマスの時期になるとドイツ中のオペラ・ハウスで上演され、ドイツでは2番目に多く演奏されるオペラでもあります(ちなみに一番多く演奏されるオペラは魔笛です)。
サンド・マンが登場するシーンでは幻想的、神秘的、そしてメルヘンチックな音楽が流れ、見事としか言いようがありません。
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アンコールでは子供たちも一緒にクリスマス・ソングを歌いました。

おまけ
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続けて行われた週末の定期演奏会でも「ヘンゼルとグレーテル」からの抜粋と、グラズノフのバレエ組曲「Raymonda」を演奏しました。
グラズノフはあまり有名ではありませんが、このバレエ組曲やバイオリン協奏曲はとてもいい曲で、彼の代表作と言えるでしょう。機会があったら聴いてみて下さい。



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クリスマス・コンサート in 教会 2018年12月 [音楽]

週末は今年初めてのアドベントでした。
25日までの毎週末にロウソクに火をつけてクリスマスを祝います。
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土曜日は町の小さな教会でクリスマス・コンサートでした。
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曲目は「きよしこの夜」や「ジングル・ベル」などの日本でも知られるような曲ではなく、Mendelssohnの「Vom Himmel hoch」やJakob Jan Rybaの「Böhmische Hirten messe」などを演奏しました。
小さな町ですが、教会には沢山のお客さんが来ていました。
やっぱりこの時期に行われる教会でのクリスマス・コンサートは、雰囲気がとってもいいですね。

この教会のオルガンをアップで撮ってみました。
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足にもこんなに鍵盤があります、スゴイですねぇ~。

街の中心部にはクリスマス・マルクトがあります。
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ドイツでは小さな街でもクリスマス・マルクトがあります。
ドイツの人達にとっては、どんなに小さくてもこの時期のクリスマス・マルクトは無くてはならないものなんですね。
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2018年 緑吹奏楽団定期演奏会 & 観光 [音楽]

毎年夏に行っているオーボエ・リサイタルが終了して、8月中旬には仕事が始まったのでドイツに戻りました。

しかし今年は、地元の吹奏楽団の定期演奏会に出演するため、また日本に帰ってきました。(笑)
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この楽団の定期演奏会は3部構成になっていて、第2部には企画もの(音楽を入れた劇など)が行われ、子供連れのお客さんでも楽しめるようになっています。
自分は第1部でリムスキーコルサコフの作品を、そして第3部では団員の皆さんと一緒に「アーセナル」や「エルザの大聖堂への行進」などを演奏しました。

リムスキーコルサコフのリハーサル
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自分は今ドイツでオーボエ奏者として音楽活動をしていますが、その出発点は中学・高校の時の吹奏楽部だったので、とても懐かしくいい経験でした。
吹奏楽特有のピュアな響きってやっぱり良いですね。


今回は一週間という短い滞在でしたが色々ありました。
日本滞在で観た光景をアップするので観て頂けたら嬉しいです。

街のお祭りで御神輿を担いでいました。
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美味しい日本食を御馳走になりました。
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そして初めて寅さんの街、柴又の帝釈天に行ってきました。

線路を渡って改札を出るというのが下町っぽくていいですね。
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駅前にいる寅さんとのツーショット      駅前から帝釈天への道
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帝釈天
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ごっつい装飾です。

帝釈天の御朱印帳もゲットしました。(嬉)
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達筆でした。

おみくじもしてきました。
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凶でした。(泣)
しっかり結んで来たので、ちゃんと厄払いしてほしいです。(願)



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教会コンサート 2018秋 1 [音楽]

今日は教会でブラームスのピアノ協奏曲1番d-mollを演奏してきました。

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やっぱりブラームスは良いですね、
響きが心に沁みてきます。
演奏前は「ブラームスのピアノ協奏曲は2番の方が好きだなぁ。」と思っていたのですが、実際に演奏してみると「どっちもいいなぁ。」と思いました。(笑)

他にはピアニストがピアノ曲をオーケストラに編曲した作品と、合唱も入りベートーヴェンのファンタジー(ピアノと合唱と管弦楽のための曲)も演奏しました。
ベートーヴェンの曲って響きがキラキラしているところが良いですね。

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2018年 及川寛繁オーボエ・リサイタル終了 [音楽]

2018年の及川寛繁オーボエ・リサイタルが終了いたしました。

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今年も沢山の方々にお越し頂き、チケットは完売になりました。
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共演者の方々、スタッフの方々、そしてお越し頂いた方々有難うございました。

本番前のリハーサル風景
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今年のリサイタルの前半の衣装は黒で統一しました。
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後半はいつものようにタキシードです。
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本番後のロビーと打ち上げの写真
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ベーゼンドルファーの調律師の井上さんと向いはフルート奏者の柳原さん。


おまけ
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オーボエ・リサイタルのリハーサル [音楽]

皆さんこんにちは。

演奏会も近くなり、共演者とのリハーサルも佳境に入ってきました。
今日は作曲家、平尾貴四男さんの御令嬢、平尾はるなさん宅のスタジオでリハーサルでした。
このスタジオには本番で使用する楽器と同じベーゼンドルファーのインペリアルがあるので、このスタジオをお借りしましたが、素晴らしい空間でした。
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部屋には御尊父の平尾貴四男さんの写真がありました。
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イケメンですね。

リハーサル後に平尾はるなさんと写真を撮らせて頂きました。
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左から、柳原佑介さん(フルート)、自分、平尾はるなさん、齋藤龍さん(ピアノ)。

記念にCDをいただきました。
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他の日のリハーサル風景
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古城コンサート [音楽]

昨日、綺麗に改装された小さなお城(宮殿)で、管楽器だけで演奏会をしてきました。

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毎年夏になると煙突の上の巣で子育てをするそうですが、今年は丁度この日にやって来たそうです。

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                    ここは控室

今回演奏した曲は、モーツァルトのセレナーデKV375(八重奏)、グノーの小さな交響曲(九重奏)、そしてR.シュトラウスのセレナーデ(13管)でした。
          モーツァルトのリハーサル
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        グノー            R.シュトラウス
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グノーの九重奏もモーツァルトの八重奏もいい曲なんですが、一番気に入ったのはR.シュトラウスのセレナーデでした。これは彼の若い時の作品で曲の構成は複雑ではないのですが、ハーモニーの移り変わりや曲の盛り上がりが自然で、それぞれの楽器の響きもとても良く引き出されています。モーツァルトのグラン・パルティータを意識して作ったとも云われています。中間部にカデンツァ的なオーボエのソロがあるところもオーボエ奏者としては良いのかもしれませんね。(笑)
(ちなみに、R.シュトラウスは後に同じ楽器編成でもう一曲書いてます。)
この曲はCDなどで聴く機会はあると思いますが、実際に演奏して響きの中に入ってみると、とても吹き心地の良い曲でした。
またいつか演奏したい曲です。


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第11回及川寛繁オーボエリサイタルのお知らせ [音楽]

皆さんこんにちは。

今年の夏も日本でリサイタルを行うことが決まりました。
場所と時間は以下の通りです。

2018年7月20日(金)19:00開演
銀座ヤマハ・ホール
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ご案内のページはこちら
チケットお申し込みは 
及川寛繁オーボエコンサート実行委員会 oboeconcert@yahoo.co.jp
(有)トウキョウミュージックサプライ TEL 048-2284141 FAX 048-2227988

共演者は2013年に出演して頂いた、東京都交響楽団首席フルート奏者の柳原佑介さん。
そして東京芸大、沖縄芸大、洗足音楽大学の講師をしていらっしゃる、ピアニストの斉藤龍さんです。(斎藤龍さんのオフィシャルウェブサイトはこちら

プログラム前半
リムスキー・コルサコフ:グリンカの主題による変奏曲
ドラニシュニコバ:詩曲
ドゥメルスマン:ウィリアム・テルのテーマによる華麗なる二重奏

あまり知られていませんが、ロシアの作品を2曲演奏します。
リムスキ・ーコルサコフの曲は、オーボエと軍隊バンドの為に書かれた曲なので、吹奏楽が盛んな日本ではたびたび演奏されるのではないでしょうか。もう一つの詩曲(ポエム)は女性が書いた曲なので、題名と同様にちょっとロマンチックな曲です。
そして今回はフルート奏者を迎えての演奏会ということで、「ウィリアム・テルのテーマによる華麗なる二重奏」も演奏します。

プログラム後半
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調KV314
サリエリ:フルートとオーボエの為の協奏曲

今回の演奏会のテーマでもある、モーツァルトとサリエリ。
6歳違いのこの二人、友人なのかライバルなのか興味深いところです。
クラッシックの音楽界では、モーツァルトとサリエリというのは仲が悪いといわれてきました(サリエリがモーツァルトの才能に嫉妬したからと言われている)。
しかし、サリエリは誰よりもモーツァルトの才能を認めていたとも考えられています。
当時ウィーンの音楽界ではサリエリが絶対的な権力を持っていて、モーツァルトはそれを超えることは出来ませんでした。

74才まで生きたサリエリ(左)と35才という若さで亡くなったモーツァルト(右)
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サリエリという名前は知っていても、曲は聴いたことがないという人が多いと思います。
モーツァルトのオーボエ協奏曲は勿論のこと、サリエリのフルートとオーボエの為の協奏曲も華麗でとてもいい曲です。
この2曲を同じ演奏会で演奏することはあまりないので、ぜひ聴きにいらして下さい。
そして2人の曲を聴き比べて下さい。



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教会コンサート 2018年春 [音楽]

週末はバイエルン州の山間にある、小さな街の教会で演奏してきました。

このところいい天気が続き、ドイツ中が春真っ盛りです。
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ここが演奏した教会です。
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今回演奏した曲は、バッハのカンタータ「Erschallet, ihr Lieder」BWV172と、プッチーニのミサ曲グロリアでした。ミサ曲グロリアは初めて演奏したのですが、プッチーニ独特の綺麗な曲でした。最終楽章の最後が静かに終わるところもミサ曲っぽかったです。(笑)

この日の合唱の人達の格好は、黒い服に水色のスカーフ(女性)かネクタイ(男性)をしていて、とてもシックでした。このネクタイのメーカーがプッチーニというところも凝った演出でした。(笑)
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これは山間の街特有の家ですね。
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この家↓↓の屋根には太陽光発電のパネルが付いていますね。
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家の玄関は上の階にあって、その下に生活空間があります。そしてそこから外には庭が広がっています。

大きな家と広い庭
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雪国特有の尖がった屋根
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暖炉用かバーベキュー用か分かりませんが、たくさん薪が置いてあります。
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坂道の途中には休憩の為のベンチがあります。
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のどかでゆったりした気分になります。
こういう光景を見るとバイエルンに来たなぁと思います。



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